桂文我 上方落語全集 第五巻
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あらすじ/作品情報
上演ネタ・七百席以上!四代目桂文我が満を持して世に放つ上方落語の集大成、第五巻刊行!第五巻では――ファンも多い『蜆売り』『道具屋』など、上方落語の逸品、珍品を織り交ぜた珠 玉の高座、十五席を再現している〈解説付き〉。“芸能博士”と呼ばれた桂米朝師(人間国宝)の系譜を継がんとする著者は、 大師匠と同様に落語に関係する史料・文献を収集しまくる稀代のコレクターでも あります。現代では忘れられた噺を古文献から掘りおこし復元することに取り組 んでおり、噺家生活四十年で上演した噺は七百以上を数えます。この全集では、そうした噺のなかから厳選したネタを、本人の解説付きで紹介 し、収集した貴重な演芸資料も数多く掲載しています。大師匠方との思い出話な どを綴るコラムも読み応えたっぷりです。第五巻に収録されているのは、・お盆・占い八百屋・猫の災難・箒屋娘・湯文字誉め・稲川・春雨茶屋・高野土産・大黒の読切・法華長屋・蜆売り・道具屋・始末の極意・吹替息子・打飼盗人の十五席。よく知っているネタもあれば、はじめて目にするネタもあるでしょう。第五巻には「蜆売り」が収録されていますが、“桂文我の蜆売り”は大変ファンが多い演目です。 「読んで楽しむ」落語の世界を、ぜひご堪能ください。第六巻所収予定6-1 はかり餅6-2 肝つぶし6-3 軒付け6-4 口入屋6-5 佐野山6-6 三年酒6-7 試し酒6-8 持参金6-9 出歯吉6-10 伊勢松坂扇屋怪談6-11 大盞6-12 左甚五郎猫餅6-13 狼講釈6-14 五両残し6-15 数珠繋ぎ