才能がないことを理由に婚約破棄された令嬢ですが、無情公爵に溺愛されて幸せです
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あらすじ/作品情報
『令嬢魔法』──それは貴族の特権ともいえる魔法で、その力が使える者こそ、真の淑女とされた。だが、伯爵令嬢エメリーヌは令嬢魔法の才能が全くなく、そのために婚約破棄され、王命で『無情公爵』と異名を持つヴィクトルに嫁ぐことになってしまった。これ以上家の名誉を傷つけないために、ヴィクトルへ嫁ぐ決心をしたエメリーヌ。しかし、彼はエメリーヌを差別しないどころか、彼女に理解を示す誠実な人だった。彼が用意してくれた家庭教師により、令嬢魔法をもう一度頑張ってみることにしたエメリーヌ。だが彼女が魔法を使えない原因は、才能とは別の理由があるようで……?「才能だけで価値は決まらない」。真に大切なものを教えてくれる、温かな恋愛ファンタジー。